くらおの[ひとり井戸端], 時系列

伝え方

 

 

あなたにとっての[近い]って、どのくらいですか?


20代前半の頃に
わき見をしていて
前の車に追突したことがありました。

当時はポケベル時代で
「しもしも~」を
持っている訳もなく
公衆電話を探して走りました。

バクバクしながら、かけた110番

——————–
110番
「場所はどの辺ですか?」
くらお
「〇〇高校の近くです。」
110番
「………
あなたにとっての[近い]って、どのくらいですか?」
——————–

それはそれは
冷たくて、鋭くて…
いい大人のくせに
思わず泣いてしまいました。

「〇〇高校と△△駅の間の~」
と、 必死で伝えました。

 

 

 

公文は遠いから…


それから約20年後

小学校中学年の長男が
「公文は遠いから…」
と言いました。

自宅と公文教室の距離は
約600m。歩いて8分ほど。

最初は、そういうボケなのかと
流して聞いていました

のちに本気で言っていることに
気がつくのでした。

 

簡単に言うと
長男の体感として遠かったらしいんです。

彼の感覚での[近い]は
たぶん
200m前後(徒歩3分程度)

当時、彼の体力年齢が
著しく低かったらしく
公文までの片道8分は
大人が想像する以上に
消耗していたらしいのです。

 

「あなたにとっての[近い]って、どのくらいですか?」

長男にとってのこれを
担任の先生に伝えておかなければ!
 

 

 

 

担任の先生から教わった、伝え方


たとえば、お友達と話すときの距離が近ければ
「腕の長さ分の距離が
ちょうど良いよ」
と言っていただけると、理解できると思います。

「もう少し離れよう」だと
周りが期待する距離とは違う
長男にとっての[もう少し]

極端な距離の取り方をする可能性があるもので。

 

[遠近]のほかにも
[多少][大小][加減]など
長男特有の感覚があることを
担任の先生にお話ししました。

 

それから数か月後に
こんな報告が。

——————–
グループ毎に話し合いをする時間でした。

「他のグループも話し合っているので
グループ内だけに聞こえる[声の大きさ]で話しましょう」
そう全体に伝えました。

でも、くらお君の声は大きくて
グループ内で注意されていたようです。
何度注意しても改めない。
ということで、
話し合いから外されてしまったそうなんです。

それで、くらお君は
泣くのをこらえながら、私のところに来ました。

「みんなが仲間はずれにする」

話しを聞くと、くらお君なりに声は調整していた。
それが分かったので
グループに一緒に戻り、見本を見せました。

『あ~』この声は聞こえる?
クラス全員が「聞こえます!」

『あ~』じゃあ、この声は?
と、少しずつボリュームを下げ
グループ内だけに聞こえる大きさを、 実際の声で示しました。

 

グループのメンバーには
くらお君なりに、改めようと努めていたことを伝えました。

そして、くらお君には
グループで起きていることを
言いに来てくれてありがとう。と伝えました。
——————–

長男の特性を理解したうえで

誰も責めず、裁かず
こんな柔らかい伝え方があることを、 教わりました。

 

 

 

エニアグラム的な見解


9タイプの人がいる。
そう謳っているエニアグラム

たぶん、この先生は
調和や調整がお得意なタイプ
と想像します。

このタイプは
楽天的な長男のタイプと
相性が良いらしいです。
(当時は知りませんでしたが)

学校を休むことが時々あった長男でしたが
この先生が担任になってから
休まなくなりました。

先生との相性も大きかったんだろうと
今になって思うのでした。

 

ちなみに、最近ご結婚された
アンジャ渡部さん・佐々木希さんも
長男・担任の先生と、同じ組み合わせらしいです。

 

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