HSPと言葉にしない
2021-09-03
「私いわゆるHSPなんです」という方がご相談にきます。
「そうなんですね?」と聞かせていただきますが、なんだか、自分がそう思い込むことによって、「いわゆる敏感さん。」になっているだけかな?と思われる方がいます。
言葉は言霊になると言われています。スピリチュアル的なものですが、心理学でももちろんそういわれます。(言霊とは言わないと思いますが・・。)
「私って本当にバカで。」
と言えば、ミスが多くなったり、他人に依存的になって物事を自分で考えようとしなくなったりすることがあります。
更に、「私よく気が付いてしまって、疲れるんです。」
と言えば、本当に周囲の事に敏感になってしまい、いいことも、悪いことも拾ってしまう人になり、疲れてしまいます。
言葉にしてしまったことで、「そういう自分じゃないといけない。」と思ってしまうのです。
結果、本当はそんなに強い思いはなかったことだったが、現実になってしまう。というわけです。
という事は逆も考えられるのです。
例えば、「私は向上心が強くって。」なんて話したら、本当に「勉強熱心で、色々なことに挑戦する活動的な方。」という人格に代わっていくのです。
実際に私も、「自分の為、家族のために心理学勉強するわ。」とお金をかけて勉強して結果、更には、「起業するわ!」
といった結果、どんどん活動的となって、一気に起業まで達成することができました。
言霊って本当にあるんです。
ですから、自分は「行動的じゃないし、コミュニケーションも苦手だし、発言もできないし、周りと合わないし・・・。」なんて思って、世間のHSPです。に入っていかないで欲しい。
「その気質は、一部においてあるかもしれないけど、すべて当てはまるわけじゃない。」と思うようにして、自分の良いところをもっと伸ばしていくように言葉にしていきましょう。
HSPという事を前面に出して生きてゆくことは、自分にストップをかけてしまっている事に気付いてほしいのです。
「私はHSPではないよ。もうやめたの。」と言える自分になってください。