誹謗・中傷 感情的な相手をかわす技
2021-04-13
人間の大半は人とのかかわりをもって生活しています。
相手から、不必要な言葉や、感情をむき出しにして、攻撃されることがありますよね。
不意に思いもしなかった心無い誹謗・中傷的言葉や、態度で悪かったり、もしくは、「勘違いや、思い違い」により感情的になって攻撃されたとき、人は委縮してしまい、返す言葉に困って黙ってしまいます。
そんな時、自分は話を無視したり、どうにかして自分の中で解決しよう。理解しよう、と努力をして自分の心を守ろうとします。
相手が上司であろうと、初めてあった人であろうと、お客さんであったとしても、いつまでも耐えている(いい人。いい子)を演じていると、心が壊れてしまうだけではなく、相手をどんどん付け上がらせることになります。
「こいつにいくら言っても、だんまりしている。」
怒る方も、感情的に話してたって、相手の反応がスルーだったら、内容はほとんど伝わってない。ということを知っていながらやっている場合もあります。
それなのにあえて感情的となったり、心無い誹謗・中傷を挟んでくる人は、あなたをただのストレスのはけ口にしていると思ってください。また、ほかの人がいる前でそのようなことを言ったり、やったりすることはパワハラ、時にはモラハラとなることを覚えておいてください。
周囲に対しては、不快な思いをさせるだけでなく、「あなたへの内容は本当のことなんだ。」と思わせてしまうことにもなる場合があります。言い返さず飲み込んでいるあたなたに対して、「あいつは無能なんだ。」「言われてもしょうがないな。」と、おもわれてしまうことがあります。
悔しいですよね。。。
言い返すことで泥沼化や冷戦状態へ突入!も避けたいところではありますが、「やられたら、こちらもやり返す。やられた分の数だけ。」
怒りをあらわにしてきた場合。決して同じ土俵に立たない、「あ。この人ひどく怒ってるわー。」と客観的にみてください。
なんで怒っているのかをまず明確にしましょう。こちらに非があることなのか、全くの勘違いなのか。
相手の話から、事実のみに共感します。「こうだったんですね?」
「そうだったんですね?」と。
一度相手の話が終了したかを見計らって、こちらからは、質問の嵐でかえします。「どうして?」「どんなふうに?」「どうなったのか?」など。
内容を冷静にかみ砕いていくのです。よく話を聞いて、相手に共感して相手の怒りでメラメラしていることを、少しずつ「理解されてきた」という思わせるところまで、ひたすら質問し続けます。
最後にはその話の結論は延期し、「少し冷静に考えさせてください。」と話を中断させ、お互いのクール時間を作ります。
すると相手も「感情的になったけど、大したことじゃなかったかも。」、「話をしているうちに、これからどうしたらいいのか分かった。」など、その後のイメージは最初よりはいいはずです。
そして何より、相手より紳士的で、穏やかに話すこと。が何よりの対抗です。
「あなたの思いどうりにはいかないよ。」のサインです。