発達障害を知ること・新人社員に配慮すること
2021-04-01
高校で発達障害と判明される人数がここ10年で約6倍に増加しています。
義務教育がされた小中学校では、支援学級や、スクールカウンセラーがいて、発達障害への対応へ方法を指導をしたり、時には受診を勧められ、診断され、社会適応できるよう導きてゆく国の保証がありました。
しかしながら、義務教育から外れた場合は、手放しとなってしまいます。ですから、「もしかしたら・・・。」と思っていてもスルーされ、通学し、進学し、就職し社会へ出た時に行くずらさを強く感じるようになります。
ほか人と比べられたとき、あるいは自分から、なんでできないのだろう。と苦しみだし、自分を責めたり、周囲の環境のせいにしたりすることが苦痛に思うこともあるでしょう。
事際に自分が発達障害であったという事実があると、「だからつらかったんだ。」と思えることもありますし、逆に、「こんなんじゃ、もうだめだ。」と諦めてしまうこともあります。
どちらにせよ、発達障害が原因になっていたために、生活のしずらさ、コミュニケーションのしずらさ、物覚えの悪さ、優先順位ををつけれない等に理由があったとわかれば、今後の生活を変えることができるかもしれないという「希望」がありますし、まだまだですが、発達障害への理解が少しずつ発信されてきました。
いくら世の中が「発達障害等の、特徴的な病気を抱えた人がいる。」ということが表に出てくるようになってきたとしても、学校や職場、少し離れた家族に、自分の特徴についてはなし、理解をしてもらうことかなかなか難しいと思います。
昔は「なんか少し変わった人。」という存在でした。今は脳の病気であると判断されています。薬も処方されるものです。
「うつ病」は近くにあって、理解されています(コロナ鬱というのもきっかけです。)、「依存症」についても理解が広がって、自分にもいつか起こることかもしれない。と感じネットで検索したり、実際一緒に生活を共にしている方が多くいます。
ですから、発達障害はどうしてなるのか、症状はどういうものなのか、どんな支援が必要かのついて周囲が知ることができれば、発達障害の方の個別性。苦悩を理解できるようになってきます。
そうすることによって、「周りが変わる。」~「当人が変わる。」~「周りが変わる。」という良い循環が発生してきます。これは間違いないことです。
過去の教育関係の仕事の場でも、看護の場でも、発達障害に悩まれる方がいました。本人や、両親、教育の現場。会社での自分の在り方について悩みがありました。
「子供をどのように接することがいいのか、どうすることが本人にとっていいことなのかわからない。」
「学校にはいやいや行かされてる。」「自分が悪いと思っている。」「いじめられてる。」「勉強についていけない」
会社に話しても、本人の問題なので結果を出さないのなら解雇を考えることになる。等のパワハラを受ける。
私は勉強してきただけでなく、実際に経験してきました。ですから、ネット上の基本的な事柄だけでなく、こういう場合は、こんな風にしてみませんか?と本人、家族、職場環境の個別性を活かし、サポートしてゆきます。一人一人考え方、容姿が違うように、対応の仕方は様々です。どうか経験を活かし、つらいあなた達のサポートをしていきたいと思っています!
ぜひご連絡ください。