ブログBlog

毒親

2021-07-26

もしかしたら、家庭環境に問題ありかな??と感じる若い相談者が何人かいらっしゃいます。

「とっても仲が良くて。」「両親の中もよくって。」「兄弟もなかがよくって。」「何も困ったことはなかった。」

そんな環境にいる子はなかなか多くはないです。

 

ニコニコとしながら、泣きながら話をしてくれます。

でも、カウンセリングの費用は親。

ですから、急いで結果を出さないとならないと焦っている子もいますし、「本人にまかせているんで。」と自分の根拠のない家庭環境を正当化して、成長しつつある、揺れる精神に苦しむ子供に、自分の考えを押し付ける。

 

こんなことが何度丸くして言おうと、共感し、褒めて話をこちらに集中させたい。と思っても、親自体が、自分の子に問題がある事を認めない。もしくは、開き直り、「自分もそうだったから。いつかは良くなると思う。」といって。また手放してしまう。

 

こんな悲しい事はない。

せっかくここまで回復して、子供らの自己肯定感をUPさせても、自宅でまたリセットされてしまう。

 

親とは、(私が語るのなんですが、子供たちはすくすく育っています・・)

自分の考えを押し付けてはいけません。

いくらそれが、「一般常識。」だとしても、それはあなたが親から学んだ。もしくは人生の中で経験してきた中での「一般常識。」です。

 

ですから、あなたの子供であってもあなたの一般常識。を決して押し付けてなりません。

個性を奪わないでください。洗脳しないでください。

 

「ママはこう思うけど。」「パパはこう感じたけど。」

「○○はどう思う?」と子供たちの考えや、行動したこと、しようとしたかを聞いてあげてください。

自分の考え方に従っていたら間違いないと思わないでください。

そして、誘導した方が、話が早い。「こうしなさい。」というのは、家庭内モラハラです。

 

「○○だから、こうした方がいいと思うけどね。」としてください。

これなら簡単ですよね。しかし、簡単に流すのではなく、「こう考える。というのはこういう事があったんだ。

だからね・・・」というように会話の中に取り入れてください。

そして、「ママはこう思うけど、パパはどう思うかな?聞いてみようか?」とせっかく違う考え方を示せる相手がいるのなら、ひとの 色々な考え方活用する手はありません。

声かけの内容を変えるだけです。

 

子供がどのように考えて、行動しようとしているか。それは親にとっては知りたいし、不安かもしれません。

でも、子供らの考え、行動を肯定してあげてください。

認めてあげることで自信をもって生きていく方法を自分から学んでいこうとしてゆきます。

 

自主性を高め、自立心を高める事。親とはそれを見守り、明らかに間違った方向に曲がっていかないように、正しいい根拠をもって育ててあげることが大事だと思います。