我慢とは。三年継続することか。
2021-01-13
皆さんこんにちは。
今日は、「あるある」の、「同じところに三年間は働かないダメ。」といわれることについて。
日本には「転がる石に苔が生えない」ということわざがあるのを知っていますか?これは、職業や住まいを転々とする人は、お金がたまらないし、経験もつかないし、友人もできない。というものです。
しかし、最近では、「常に活動的で新鮮。」というように考えられるようになってきました。
アメリカでは、同じ意味で「A rolling stone gathers no mos」という言葉がありますが、アメリカではとらえ方が違うようです。逆に苔は経験。人生経験でもあります。
なので、転がらず同じことをずっとしていることより、新しいこと経験しスキルアップ・挑戦している。と感じられる事が多く、逆に一つのところに長く働き続けることは、向上心が低いとおもわれます。よって日本とは逆にいいイメージで使われています。
私はこれを国語の教科書で知っていました。が、わたしどはちらかというと教科書でいう日本人とは逆の考え方をしていました。
そして社会人として働き始めたとき、「せめて三年は同じところで経験しないと、使い物にならない。」とか、三年以上の経験がないと、次のところに転職しても、「なんで3年で転職したのか。」ということや、「飽きっぽい。」ということにとらわれがちであり、本当に知ってもらいたい3年間で学んだこと、経験となってること、今後学びたいと思っていることが伝わらず、先入観でみられてしまうことがありました。
一般的に三年間といわれるのは、社員として独り立ちするのに約三年はかかるだろう。という単なる予想からです。
まず、一年目で業務を覚え、時には夜勤や突発的な事態が起きた時への対処の方法が自分でわかり、独り立ちする。(サポートをつけて)
二年目には後輩が入り、指導する場面や、職場について自己勉強を深める機会も増えます。
3年目には職場の一連の流れや、自分から発信していくという立ち位置になって動きだします。そのため三年が基本的です。
しかしながら、その三年間が自分にとって、プラスなのかマイナスなのかです。学ぶ力もスピードも人によって違ってきます。なのでただの「そういわれている。」というだけのもので、全員が当てはまるものではないことを忘れないでください。
例えば新卒看護婦ではどんなに一年目にサポートしていたとしても、クリニカルラダーを導入していたとしても、その約1割は離職する。三年ではそれ以上になってきます。
もしその仕事に楽しさ・自己満足よりも苦痛や強いストレスを感じるのであれば、環境を変える勇気も必要であり、逆に置かれた職場に適応するための精神力を身に着けていくとこが必要になってきます。
今回はここまでです。次回は環境を変えないで、ここでもう少し頑張りたいけど、自身がなくなった。なんて感じられている方へのメッセージを届けます。
あら。わたしのこと?と感じた方がいましたら、ぜひお問い合わせくださいね。何かヒントになります。