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子供の話をどのように聞いていますか?

2021-08-14

子供と話をする時、何か気にしている事はありますか??

何かをしながらの、「ながら聞き」をしてしまっていませんか?

話を聞くのって、簡単なようで難しいのです。

 

ただ話を聞いているだけなら、それはそれでいい面もあります。

相手を否定せず、肯定もせずに、ただひたすらに話を聞く。

相手は話を聞いてほしいので、相槌を打ちながらひたすらに話を聞いてくれる存在は大事です。

しかし、子供の話を聞く場合は、「その内容の裏にはどんなストーリーがあったのか。」「そのストーリーは彼らにとっていいことだったのか、辛いことだったのか」を感じ取ってあげなければなりません。

 

まだ歳が小さいうちは正直に話をしますが、「怒られたくない。」「嫌われたくない。」「ほめられたい。」という思いから、脚色してしまう場合がある事も知っておく必要があります。

 

成長すると、話の核心を言わなくなってしまいます。

ですから、彼らの半紙をしている内容から、ある程度ストーリーをくみ取って、話を深堀していくことが時には必要になります。

 

例えば、「ママ今日ね。おなかが急に痛くなって。我慢したよ。偉かったでしょ?」と話したとします。

話を聞き流してしまったら、「おなか冷やしたのかい?我慢しないでトイレに行きなさい。」と流してしまいがちです。

ですが、子供の本当に話したかった事は、「トイレに行きたかったけど、いけなくっておもらしをしてしまいそうで辛かった。」

「学校に行きたくなくておなかが痛かったけど、頑張って学校にいったんだ。褒めてほしい。」かもしれません。

 

ですから、親として気にしなければならない事は、トイレに我慢しないで行っていいんだよ。という事の他に、「何でおなか痛くなったのか。」「いつから痛くなったのか?」「どうして我慢したのか?」「トイレに行かないで我慢してたの?つらかったね??」という話からそれらの事を聞いてあげると、話の裏側にある本当の思いがわかります。

 

また子供から「今日は部活行かなかったわ。」と話したとします、母は「ふ~ん」でいいのです。本人から話してくるのを待つ。もう中学生くらいになれば話したくない事もあるでしょう。しかし、もしかしたら言えないで部活と、勉強の両立が困難になってきて悩んでいるのかもしれないし、部活内で何か気になっている事があるかもしれないし、もしかしたらすでに辞めているのかもしれません。

ですから、時間をおいて、「最近部活どう?」と聞いてあげてください。そして、その内容から深堀をして裏側にあるストーリーをくみ取って話を聞くことができます。

ただ間違って早とちりしないように気を付けましょう。

 

 

話を聞き、その裏にあるストーリーを汲み取る事は、勘違いにもなりやす

いので、よく観察が必要です。

難しいようですが、毎日見ている子供の事です。

 

お母さんが出来なければ、誰も分からないことになってしまいます。

是非意識して聞いてあげて欲しいと思います。

 

自信がないときは是非ご相談ください。