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ひっ迫するのは 病院だけではない

2021-05-09

私はカウンセリングルームの他に今年から、老人保健施設で働いています。

夜勤も普通の病院の倍回数をこなしています。昼間カウンセリングをするのが目標だからです。

しかし現在の施設では保障された休憩すらまともに取れません・・。

今まで働いてきたところで経験があるからこそ、対応ができますが、一人夜勤で不安でいっぱいになることがあります。

しかし。誰かに脅されたわけでもなく、勧められたわけでもなく。「人がいなくて困ってる。」と話を聞き、社会貢献を大切にしているという理念。が会社にあった事、私の看護師としての経験が生かされ、かつ、目標であったカウンセリングを継続していける場所を自分で選択したわけです。

今の会社には、今後の私の展望や社会貢献についての意思を伝えてあります。

会社は、私の向上心と、このコロナ禍で看護師の重要性を理解しており、会社の理念にもあるように、「私のように社会に貢献しようとしている若い人の思いを止める権利はない。」と後押ししてくれました。本当に感謝しています。なかなか思いをくみ取り、後押ししてくれる会社・病院は少ないと思います。

ちゃんと話す相手を選び、自分の希望と夢を相手に理解してもらえるように、話した行動はカウンセリングを勉強した効果だと思います。

 

そして今年、コロナ感染症の第三波が蔓延し、コロナ療養所の看護師としての応援要請がきました。

今回は看護協会からではなく、直接国からの要請となりました。

 

今回の変異型は拡散の素早さが半端じゃありません。メディアでいわれている通り若い方の感染が目立っているのは事実です。

症状は様々ですが一時的に熱が出たり、呼吸器症状が出ている方がいますが、前回より軽症に見えるのは基礎疾患を持っている若者は少ないので、重症化していないだけです。

 

ただ学校に行っただけ。会社に行っただけ。部活をしていただけで感染し、コロナ陽性者となります。

「家族への感染防止のため」や「一人暮らしで心配だから。」等の理由でコロナ療養所へ入所されます。

学校ではクラスターとなってるところも増えてきて、家族から感染する学生もいます。

教師が家族から感染し、担当していた学級の閉鎖もあります。

因みにその先生は学生らに泣いて謝罪していました。

「誰がなったっておかしくないのに・・・」と生徒達は話していたようです。

学生の感染者が出た時、前回にはなかった保護者・学生へのメールで追加されていた文言があります。

 

偏見・差別等について」

「今回の臨時休業により、罹患した人物はもとより、学校の在籍する生徒や家族、教職員に対する偏見や差別が生じることが懸念されます。学校としては偏見や差別につながらないように、罹患した人物を特定しようとしたり、噂を広めたりしないようしどうしております。ご家庭でもご協力をお願いします。」

という言葉でした。誰が罹患してもおかしくないこの状況下においても、「なんで予防しなかったの?」「どうしてこんな大切な時期に?」と考え、誹謗・中傷する人がいるんです。

 

そんな中、私ができる事。

そんな誹謗・中傷を止める事は、はっきり言って難しいと思っています。

そういう人は考えを他人には見せずに隠れて行動します。嫌われたくないから。そしてそもそも、考え方を直したい。と思っていないでしょう。

「自分の意志で、一人で、もしくは集団で誹謗・中傷することを選択したのでしょう。」

それらの罰則、法的手段は、防止対策は、お国に任せたい。

 

私は看護師として、心理カウンセラーとしてコロナに罹患した方の健康を守りたい。心が崩壊するのを守りたいと思っています。

コロナ療養所には楽観的な子もいますが、自分を責め、全く予想もしない症状が出ている子もいます。

感情豊かな若者だからこそ、不安な気持ちや不要な罪悪感で自分の殻に閉じこもることが無いように、少しのサインも見逃さず、話を聞いてあげたいを思います。

誠心誠意、若者の心と体に寄り添っていきたいと思います。

今、療養所は病院へ入れない待機場所のようにも使用されている状況で、重症に近い中傷患者もいます。

看護師の人手不足も大問題で、疲労困憊し。離職も多いです。救いたい一心で看護しています。一方で「救えない。」と無力感を感じながら・・・。

昨日まで元気だった誰かを、待っている家族に返してあげたい。そんな思いから仕事をしているのです。

私はも同じです。

得意とする範囲。苦しんで、悩む方たちの精神支援をしたい。とおもっているだけです。

クラウドファンディングはその思いからです。

「お金をもらって社会奉仕?」

「写真が引く。インパクト強すぎ。」

「クラウドファンディングなめてるの?」

「詐欺じゃないの?」等の反応があります。

しかし「そうかもしれないし、やってみないとわからない。」

できるなら、ただの看護師・心理カウンセラーがどんな思いで行動したか、支援をお願いしたか。を考えてください。簡単にできることではありませんでした。

皆さんも、「もう他人事ではない事」と、感じ始めているのではないでしょうか。

 

私に行動する力と行動する資金を、支援し協力者となっていただきますよう再度お願いします。

クラウドファンディングは5月31日までです。

 

共感・実感していただける方。低価格でかまいません。是非私に力を貸していただけませんか?

ご協力いただける方は下のURLよりご支援お願いします。

https://camp-fire.jp/projects/view/403027